第一幕
『手を伸ばし始めた、』
遠い潮騒の音が聞こえる。 |
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「さっすがスッコー!! じゃ、始めようか!」 |
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(そんな目も、出来るのか・・・アンタ) |
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「スッコー、ありがとうね!」 |
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「俺、ゼルっていうんだ。 ゼル・ディン!」 |
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「さっきから何かソワソワしてない?」 |
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「よぉスコール。久々に訓練しようぜ」 |
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「デコ大丈夫?」 |
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(正に女性のアコガレだね) |
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「今朝、保健室に居た女子は誰だ?」 |
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「ドール・・・って、あっちの方角だよね」 |
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「ウゲッ!ちょ、ちょっと!これヘッジヴァイパーじゃない!?」 |
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「・・・何でも無い。未来の話なら私はパス2ね」 |
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「SeeD及びSeeD候補生は1900時に撤収。海岸に集合せよ!」 |
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「・・・アンタ、自分の心配しろよ・・・」 |