第六幕
『大切に、します』
「う、うっしゃい!」 |
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(・・・本当にな、・・・無事で良かった。良かった・・・本当に・・・) |
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「俺達みたいのが何処かで戦っています。 時々、思い出してください」 |
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「・・・代わりになんて、ならないかもしれないが・・・・・・、」 |
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「心配するなって。彼らを説得するのに僕も力になってやるよ」 |
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「友達として、今回の演奏を彼にプレゼントしたいと思っています!」 |
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「大事な指輪なんだ。デザインも気に入ってる」 |
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「だから、スッコーも自分の身を大事にしてね?」 |
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「そんな物、って・・・!だってこれはスッコーがくれた・・・、」 |
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(今度は、僕が君を遊びに誘うよ) |
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「・・・多分さ、指揮官って・・・、」 |
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(好きな人の傍に居たいと願う事は、罪になるの?) |
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「女の子はね、恋をすると可愛くなるものなの!」 |
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「ありゃ四歳くらいだったかなあ。 僕、孤児院に居たんだよね〜」 |
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「ね? だから安心して、リノア」 |
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「世間が何を言おうと、自分が良いと思えば良いんじゃないか」 |
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「大丈夫、また後で会おうね!」 |
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「・・・リノアを護りたいから。私、リノアの為ならいっぱい頑張れるの」 |
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「否、もちろんあるさ。 グリーヴァ、それがこいつの名前だ」 |
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「・・・そうだな、終わってからにしよう。俺とあんたの話も」 |
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「今日は善き日ですか? 今日は忌まわしき日ですか?」 |