第四章
『名前をつけるとしたら、きっと、』
「・・・ロックになら、セリスじゃないのか・・・・・・?」 |
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「廃棄所・・・!? なんだよ、それ・・・!!」 |
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『分かりますか? 我が・・・、』 |
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「セリス!騙していたのか!?」 |
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「駄目だ!!お前まで居なくなったら・・・・・・!!」 |
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「・・・思い出したわ・・・。 私は幻獣界で育った・・・」 |
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「馬鹿だよな、俺――、 守れて、無いんじゃないか」 |
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「だから、取りに行くのか?宝箱」 |
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「幻獣達よ・・・、私を受け入れて・・・!」 |
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『行かないで下さい・・・! 皆・・・!我の声を・・・・・・――っつ!!』 |
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(そうだ!幻獣が突っ込んで来て・・・! 飛空挺が落ちたんだ!) |
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「ベクタの街は・・・何があったんだ・・・?」 |
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「分かった。 ・・・帝国はイマイチ信用出来ないからな・・・」 |
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「私と同行するのは帝国の将軍と街で雇った男一人だ」 |
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「よし、言ったな。 歯を食いしばれよ」 |
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「うえええええ・・・、酔った・・・船に、酔っちまったみたいだ・・・」 |
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「幻獣? 幻獣・・・、んー。久しく聞かなかった言葉じゃゾイ」 |
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「・・・放っておく訳には行かないだろう。 ロック」 |
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「結構ヒヤヒヤするんだが!」 |
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「此処の人は皆魔法が使える様だが、一体・・・?」 |
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「こっ、これは・・・! 三闘紳の像!」 |
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「お〜、光ってる光ってる、 すん ばらしい〜!」 |
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「この、この、憎いねえ」 |